7月6日 袴田ひで子さんと小川秀世弁護士が、東京・外国特派員協会での記者会見に臨みました。
7月6日 袴田ひで子さんと小川秀世弁護士が、東京・外国特派員協会での記者会見に臨みました。
6月15日、関東学院大学法学部教授の宮本弘典氏の講演
■袴田ひで子さんの挨拶
■村山浩昭弁護士(元静岡地裁裁判長)の講演
■水野智幸弁護士(元裁判官、袴田弁護団)の報告
■村山浩昭・水野智幸両氏による対談
再審公判も終盤の第13回。テーマは「DNA型鑑定」。2014年3月27日に静岡地裁が再審開始を決定した重要な証拠が、本田克也筑波大学教授による鑑定結果です。これは2018年東京高裁で否定されましたが最高裁で復活、弁護団は再審公判でもう一度その正当性妥当性を主張しました。そのエッセンスを、弁護団の伊豆田悦義弁護士が語ります。法廷を見聞した袴田ひで子さんは「伊豆田先生の勝ち!」と断じました。
「袴田裁判」再審公判の第10回から12回。後半戦のヤマ場の証人尋問が行われました。弁護側証人は3名。清水恵子教授、奥田勝博助教(共に旭川医大法医学講座)、石森浩一郎教授(北海道大学副学長・理学部)。検察側証人は2名。池田典昭九州大学名誉教授と神田芳郎久留米大学教授。証人尋問の最後には【対質尋問】が行われ、5名の法医学者が並んで登壇して裁判官からの質問に応えました。
弁護側証人は「1年以上味噌に漬かった血痕に赤みが残ることはない」として、「5点の衣類」がねつ造証拠であることを主張しました。一方の検察側は、池田証人が「長期間味噌漬けになった血痕に赤みが残らない、などというのは常識」と、まるで弁護側証人のような発言をして、法廷をざわつかせました。続く神田(こうだ)証人は「赤みが残る可能性を否定はできない」と主張しました。
法廷で何が起こり、交わされたのか。弁護団の会見をご覧ください。
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