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袴田巖さんに再審無罪を!

Author: free-iwao (page 1 of 20)

4/17 第13回再審公判後の弁護団記者会見

再審開始の切り札・DNA型鑑定ーーホンダ鑑定は正しい

再審公判も終盤の第13回。テーマは「DNA型鑑定」。2014年3月27日に静岡地裁が再審開始を決定した重要な証拠が、本田克也筑波大学教授による鑑定結果です。これは2018年東京高裁で否定されましたが最高裁で復活、弁護団は再審公判でもう一度その正当性妥当性を主張しました。そのエッセンスを、弁護団の伊豆田悦義弁護士が語ります。法廷を見聞した袴田ひで子さんは「伊豆田先生の勝ち!」と断じました。

3/25,26,27日の証人尋問後の弁護団記者会見(3/27)

3/27証人尋問後の弁護団記者会見

「袴田裁判」再審公判の第10回から12回。後半戦のヤマ場の証人尋問が行われました。弁護側証人は3名。清水恵子教授、奥田勝博助教(共に旭川医大法医学講座)、石森浩一郎教授(北海道大学副学長・理学部)。検察側証人は2名。池田典昭九州大学名誉教授と神田芳郎久留米大学教授。証人尋問の最後には【対質尋問】が行われ、5名の法医学者が並んで登壇して裁判官からの質問に応えました。
弁護側証人は「1年以上味噌に漬かった血痕に赤みが残ることはない」として、「5点の衣類」がねつ造証拠であることを主張しました。一方の検察側は、池田証人が「長期間味噌漬けになった血痕に赤みが残らない、などというのは常識」と、まるで弁護側証人のような発言をして、法廷をざわつかせました。続く神田(こうだ)証人は「赤みが残る可能性を否定はできない」と主張しました。
法廷で何が起こり、交わされたのか。弁護団の会見をご覧ください。

 

 

2014年、再審開始決定を出した元裁判官村山浩昭氏が講演

4/20 第77回袴田事件がわかる会

 

3月10日巖さん88才、2月8日ひで子さん91才、楽しく誕生会

3月10日巖さん88才の誕生会

2月8日ひで子さん91才の誕生会

3/17(日) 第76回袴田事件がわかる会

3月17日(日 )第76回袴田事件がわかる会

フランス人記者の目で見た日本の刑事司法

2/17第75回袴田事件がわかる会での講演

西村カリン (Karyn NISHIMURA)さん
フランスの公共ラジオグループ「ラジオ・フランス」及び日刊「リベラシオン」紙特派員。1970 年フランス生まれ、1997 年に来日。2004年末から 2020 年まで AFP 通信東京特派員。

袴田再審を傍聴するフランス人特派員は、何を語ったか?

① 袴田再審に見られる日本の裁判の異常性、 フランスの裁判とは大違い

 あらかじめシナリオができていて、その通りに進められること。意外性は全くない。しかも、あらかじめ用意された原稿を棒読み、熱が感じられない。裁判官は検察官や弁護士の弁論や証拠提示に対して、一言も質問をしないし証拠の実物が提示されても近寄って見ようともしない。

② フランスでは死刑制度は廃止されている。

1970年代、21歳の被告が死刑宣告後数週間で執行されたが、その後ジャーナリストが独自に捜査して無罪を証明したラヌチ事件が全土を揺さぶり、それを契機に死刑制度の問題が浮かび上がった。1981年の大統領選挙で、ミッテラン候補が死刑制度の廃止を公約に掲げて立候補。当選を果たす。その4か月後、国民の6割は死刑存続支持だったにも拘らず、死刑を廃止する法律が成立した。

ミッテラン大統領が指名した法務大臣、ロベール・バタンデール氏は弁護士。自分が弁護した被告がえん罪なのに死刑執行されたことが始まりで死刑廃止を訴えていた。バタンデール法務大臣は国会で演説し、死刑制度の残虐性を訴えて両院の議員を説得、死刑制度廃止にこぎ着けた。

筆者は強く思う。日本でも、死刑えん罪事件(袴田事件や死刑が執行されてしまった飯塚事件、戦後の再審無罪となった死刑えん罪事件)が注目され、死刑制度廃止の流れが作られなければならないと。イギリスでも死刑えん罪事件がきっかけで死刑制度廃止に行きついた。日本も英仏に続け!

また、筆者も傍聴して、裁判が決まりきったお役所仕事のように流されていく実態を見て、日本の裁判に絶望する。これでいいのか?

カリンさんの講演、映像をご覧ください。

1月、2月の再審公判後の弁護団記者会見2連発

1月16,17日の再審公判後の弁護団記者会見

2024年1月17日。第7回再審公判後の弁護団記者会見です。検察側の「蒸し返し・悪あがき」という他ない主張に対し、徹底した反論が行われました。動画はその報告です。 小川弁護士「殺人の行われ方>袴田さん犯人説はありえない」 田中・白山弁護士「開示された取り調べ録音は、袴田さんが犯人人されたことの証拠」 間弁護士「決着の付いた、5点の衣類の色問題を繰り返す検察の理不尽と再立証」

2月14,15日の再審公判後の弁護団記者会見

歴史的「再審公判」も後半戦。有罪立証を行う検察官と、それを突き崩そうとする弁護人の攻防が続きます……が、しかし、これは「攻防」と言えるのか。 検察官は「袴田さん=犯人、は不自然ではない~ありえる」と主張します。これを「立証」と言えるでしょうか。とても言えません。「犯人の可能性がある」で有罪にできるなら、誰でも罪に陥れられてしまいます。刑事裁判の大原則は「疑わしきは被告人の利益に」です。それを、無視するような検察官の「ウソ」を暴き、そもそもこの公判自体が茶番にされてしまっていることに警鐘を鳴らします。

2月17日 袴田事件がわかる会

2月8日 袴田ひで子さん【91才】の誕生日

袴田ひで子さん【91才】の誕生日を迎えました。そのお祝いの催しと、インタビューの動画です。 弟、巖さんからは何とも可愛らしいプレゼントが。そして、いよいよ迫る「無罪」への想いを語ります。

【91才】袴田ひで子さん【祝】 – YouTube

 

2024/1/17日,第7回再審公判後の弁護団記者会見

2024年1月17日。第7回再審公判後の弁護団記者会見です。検察側の「蒸し返し・悪あがき」という他ない主張に対し、徹底した反論が行われました。動画はその報告です。 小川弁護士「殺人の行われ方>袴田さん犯人説はありえない」 田中・白山弁護士「開示された取り調べ録音は、袴田さんが犯人人されたことの証拠」 間弁護士「決着の付いた、5点の衣類の色問題を繰り返す検察の理不尽と再立証」

【再審公判7】弁護団の攻勢、さらに続く – YouTube

 

 

 

 

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