8/5 三者協議・弁護側推薦の法医学者が証言。
みそ漬けになった血痕は時間とともに赤みを減失していく。
酸度を発酵中の味噌と同様にした溶液での実験、塩分濃度を発酵中の味噌と同様にした溶液での実験。
その実験を通じて血液(血痕)から赤みが減失していくことの確認とその科学的機序が解明された。
証人の科学的解明に対して検察からの反論、質問はなし。
18才から成人、裁判員に選ばれることがあります。
裁判員裁判の基本と心構えを学ぶ
18才で裁判員に選ばれて、判決を下す?
凶悪事件で死刑判決を出すことも?
呼び出されたらどうすれば?
法律の勉強をしないといけない?
そもそも「裁く」ってどういうこと?
法廷ではどこに注目すれば?
裁判の「3つの呪い」って何?
無実なのに有罪にされる「えん罪」って?
選ばれなくても知るべき「社会の基本」!
自由研究や志望理由書のネタにも!?
もちろん、20代以上の方にも!
7月16日の第56回袴田事件がわかる会での宮本弘典(関東学院大学教授)氏の講演が、ユーチューブ上の『袴田チャンネル』にアップされました。
タイトルは「裁判員裁判のおもて裏」。裁判員裁判の根本的な問題性を、日本の刑事司法改革の歴史の中に位置づけて論じられています。講談調の語り口が冴えわたり、論理と熱の迫力に圧倒されます。また、宮本先生の主張は独自の観点があり、他では聞くことのできない価値があります。ぜひ、ご視聴ください。
第56回袴田事件がわかる会 特別講演企画
一言で言うと、一般市民が裁判員として司法に参加するのが裁判員制度。これは司法制度「改革」の目玉であり、「この国のかたちの再構築に関わる一連の諸改革の最後の要として位置づけられるべきものである」と重要視されてきました。裁判所、法務省(検察庁)、日弁連、法曹三者が関わって推進され、 市民の感覚と意見が裁判に反映されるのは健全で良いことだと思う向きが多いようです。
しかし、 「裁判員制度は…公権力から個人を守るとりでである米国の陪審制度とは根本的に違(い)…本当に国民のための制度なのか。裁判所が主導権を握りつつ,国民関与の形をとることで判決や司法制度への批判を免れるための仕組みではと勘ぐってしまいます」(朝日新聞2012/5 /26)というような意見もあります。
講師の宮本先生は、問題をこう提起します。「重要なのは、この制度によって、自白重視の人質司法などと指摘されるこの国の刑事司法が是正されるのかどうかです」。裁判の公平さはどうなったのか?市民の常識感覚は反映されているのか?判決が確定するまで、被告は無罪と推定されなければならないという裁判の原則はどうなっているのか?そもそも刑事裁判に裁判員として参加するのは、国民の権利なのか?それとも義務なのか?宮本先生に、単刀直入、率直に語っていただきます。
☆ 袴田ひで子さんの挨拶と近況報告
☆ 宮本弘典氏講演
☆ 袴田さん支援クラブの「今月の袴田家」
6/18 死刑を知るための100分間 佐藤大介氏講演、袴田チャンネルでご覧ください。6/18
日本の死刑執行の詳細は法務省によって徹底的に隠されています。「寄らしむべからず、知らせるべからず」。具体的な事項についての法律による規定もなく、役人の間での慣習や内規によって運営されているだけです。国民は何も知らされずに、死刑という刑罰の賛否を判断させられているのです。目隠しされたまま、観念的に賛成、反対を論じても始まりません。
死刑囚に執行の日取りをいつ伝えるのか?遺書を書く時間があるのか?執行日が分かってから家族などとの面会は許されるのか?執行に抵抗して暴れたらどうやって刑場に連れていくのか?絞首刑実行のボタンを押す刑務官はどんな思いなのか?誰が執行に立ち会うのか?絞首刑にこだわる理由は?日本国憲法が禁止する「残虐な刑罰」ではないのか?
このような死刑執行の知られざる実態を、佐藤大介さんは著書にまとめ「“死刑賛成“とこれを読んでも言えますか?」と問いかけています。明治6年から150年変わらずに維持されてきた現行の死刑制度とその実態が明るみに出て、その是非を考える前提の知見の提供にこれほど恰好なものはありません。ジャーナリストの佐藤さんは、死刑囚とその遺族、被害者の遺族、刑務官、検察官、法務官僚、元法務大臣など関係者へのインタビューを積み重ね、鋭い問題提起をしています。
5/21袴田事件がわかる会での市川寛氏(弁護士・元検察官)の講演です。
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