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袴田さん支援クラブ

袴田巖さんに再審無罪を!

新着情報 (page 1 of 4)

12/22 最高裁、高裁への差し戻しを決定。再審無罪への大きな一歩!

最高裁の決定が出ました。正義が示された画期的な決定でした。

 

「原決定(高裁の再審開始を認めない決定)を取り消さなければ著しく正義に反するというべきである」(最高裁決定より)

主文

原決定を取り消す。

本件を東京高裁に差し戻す。

 

 

裁判は方向転換!「袴田さんは無罪」と言っているよう。

12月22日、最高裁は決定を下しました。その意味するところは、東京高裁の実質的「有罪」判断をひっくり返して、「袴田さんは無罪」という判断を示したということです。 再審制度上ではこの段階でいきなり「無罪判決」を出すことはできません。できることは、「再審開始」を命ずるか、もう少し慎重に「審理をもう一度やり直せ」と指示することです。

審理を担当した第3小法廷の5人の裁判官全員の意見が一致したのは、東京高裁が再審を認めなかったのは酷い、法律違反であるという点でした。そして「著しく正義に反する」とまで叱りつけ、高裁決定を取り消したのです。しかし、次の結論では意見が分かれ、3人が「高裁への差し戻し」(審理が尽くされていないとして、やり直し)を、2人が「再審開始」を自判(最高裁が直接判断)することを主張。3対2の多数決となり、決定は「差し戻し」となったわけです。

これからも再審無罪を裁判所が最終的に認めるまで、再審の闘いは続きます。その中で、最高裁判所のこの決定は生半可ではない影響力を放ち、静岡地裁が2014年に出した「再審開始決定」と等しいかそれ以上のインパクトを与えるに違いありません。

山が動いた!

この決定が出るや、袴田さん支援者や一般の方から「この決定をどうとらえればいいの?」「いい結果だったの?どういうこと?」と、お問い合わせが相次ぎました。ひとまずはご安心ください。無実の袴田さんの裁判は、2018年の東京高裁の不当決定で悪い方向に捻じ曲げられましたが、最高裁が今回方向転換させたのです。私たち支援者や弁護団にとって袴田さんの無罪は一点の曇りなく自明のことですが、いくらそう言っても裁判所が「無罪判決」の形にしてくれない限り仕方がありません。その点からすると、今回の事態は、日本の最高裁判所という大きな山が動いたということなのです。

しかし、「果報は寝て待て」というわけには行きません。裁判はまだ続きます。ここまで来ても最終的には勝てなかった経験があります。名張毒ぶどう酒事件では、最高裁の「差し戻し」に対して名古屋高裁が「再審棄却決定」を再び出し、それが最高裁で今度は認められてしまったという例です。45年前、白鳥・財田川決定という画期的な判例が出てから 死刑事件の再審無罪判決が相次いだのですが、それ以降は「再審の冬の時代」に逆戻り。近年は「再審請求」を却下する不当な決定がのさばっているかに見えます。

袴田事件でも、2014年の「再審開始決定」を受けて2018年に出された高裁決定は、まさかの「棄却決定」でした。この度の最高裁決定が逆風に負けることのないよう、「無罪判決」までち密にして大胆な法廷闘争を徹底すべきことは言うまでもありません。

最高裁の審理は、予測不能のブラックボックス

最高裁の担当は、最高裁の第3小法廷(林道晴裁判長)。弁護団は何通もの特別抗告補充書(最高裁への意見書)を提出して再審開始(再審無罪)を訴えてきました。ただ、最高裁での再審請求審(裁判のやり直しをするかどうかの審理)とは、普通の裁判(公判)とはやり方が全く違う。全くのブラックボックスです。再審請求審は地裁や高裁でも非公開なのですが、それでも三者協議(裁判官と検察官、弁護人の密室での協議)で論議ができた。しかし、最高裁では協議もできない。それどころか担当裁判官、調査官と面会すら拒否されてしまう。意見書を出すことしか許されない。調査官や裁判官が何を考え、審理がどう進んでいるのか、いつ決定が出るのか、皆目見当がつかないのです。

ですから、期待しながらも心配や不安な状態で、ただ待たされていました。しかも、先行して最高裁決定が出された大崎事件の場合、考えられないほどの不当な決定でした。なので、最高裁決定には、最悪の場合「再収監」(袴田さんが拘置所に戻されること)も想定しなければいけない。そんな心配をしながら、じらされていたのです。

最高裁決定は、3通り。最悪の場合、高裁決定を認めて再審開始を棄却する。あるいは、高裁への差し戻し。最善は、再審開始を自判(最高裁が自分で決める)する。再審が認められなければ「再収監」の可能性が浮かび上がるわけですから、最低でも高裁への差し戻し」を願っていました。

23日、事前連絡なしに「最高裁決定」が袴田ひで子さん宛に届きました。結果は、高裁への差し戻し。巖さんの再収監はなし。死刑の執行停止と、釈放も継続されます。ほっと一息というところです。その内容に立ち入ると、驚きです。「差し戻し決定」に賛成する意見と「再審開始」を自判すべきという意見がそれぞれ理由をつけて書かれていたのです。最高裁決定には、結論しか記載されていない「三行半」と呼ばれる手抜きの決定がよく見られますが、そうではない。おそらくは裁判官一人一人が真摯に取り組み、かなりの論議を経ての判断だということが伝わってきます。そして、正義が息を吹き返したかのような点が含まれているのです。その要点を説明します。

 3人の差し戻し意見と2人の再審開始意見

  1. 最高裁は、下級審の判決や決定について、「憲法違反があるかどうか」という点を判断するのみで、事実認定には触れないというのが法律上の建て前です。重大な事実認識の誤りがある場合のみ事実の審理に踏み込むのです。今回、事実認定の誤りに触れました。「犯行時の着衣」と認定されてきた5点の衣類を取り上げ、そこに付着していた血痕の色について「科学的な検討が不足している」と判断。高裁の決定を取り消した上で、その点をもう一度しっかりとやり直しなさいと、審理を差し戻したわけです。
  2. 5人の裁判官の結論は、高裁決定を棄却するということでは全員が一致、それ以外で意見が分かれました。もう一つの結論として「高裁への差し戻し」が3人。それに対して「自判して再審開始」を主張したのが2人。結局のところ、3対2の多数決で「差し戻し」とされました。再審請求審で意見が分かれることは異例ですが、それは先述したように、各裁判官が真摯に検討し論議を尽くしたことの結果です。むしろ、各裁判官の考え方が明瞭になっているという意味では、今後の審理に良い影響をもたらすのではないでしょうか。
  3. 取り上げられた争点は二つです。まずは先述した血痕の色についてです。多数意見は、高裁の再審棄却決定は5点の衣類に付着した血痕の色についての判断が「間違いとはいえな

    5点の衣類のステテコと味噌漬け実験のもの

    いまでも、専門的知見に基づく検討の必要性」がある。弁護側の花田意見書に検察側の反論もない。血痕の色から1年2か月も味噌漬けになっていたかどうか慎重に判断するには、審理が不十分というのです。それに対し反対意見は、血痕の色は不自然、としています。「高裁決定」は当時の古い写真からは色の違いが分からないというが、元従業員や鑑定書などから一年以上も味噌漬けになっていたのに血痕の色は「赤味」が強過ぎる。検察がやった味噌漬け実験の結果からもそれは明らか、としています。さらに進んで、元々「衣類が長期間みそ漬けにされていたことが当然視されていたけれども、かかる推定の明確な根拠が示されていなかった」。衣類を隠したのは「第三者による工作の可能性」とまで言及しているのです。

  4. DNA型鑑定の評価についても意見が分かれました。鑑定結果が確定判決に疑問をさしはさむだけの価値があるかどうかという点です。3人が本田鑑定にはそこまでの信頼性がないとし、2人は鑑定結果には問題があるものの、確定判決への合理的疑問として有効な新証拠であるとしたのです。全員が、高裁決定にある本田鑑定への不当な偏見、科学者としての資格や人格への非難について、これを批判。「あたかも本田教授が不正にデータや実験ノートを消去したかのように説示したのは、少なくともミスリーディング」と述べ、本田教授の科学者としての資質や能力についての名誉回復が図られました。
  5.  全体意見は、高裁決定に対する厳しい言葉での批判を含んでいます。多数派3人の場合、無罪方向での評価ですが、「差し戻し」という慎重で穏やかな結論を下しました。「再審開始」を主張する2人に至っては、静岡地裁の再審開始決定を下した村山裁判長の再来かと思わせる鮮やかな評価で、実質無罪を示唆しています。

ところで、再審においても「疑わしきは被告人の利益」とする原則、有罪立証に合理的な疑いがあれば再審を開かなければならないという最高裁判例を前提としなければなりません。そうすると、3人の多数派の理由を是としても結論は「再審開始」とすべきなのです。血痕の色についての審理を尽くすのは再審公判での課題とすればよいのですから。そうでなければ、いたずらに時間ばかりを費やすことになります。無実の人を救済するという再審制度の精神からしても、「差し戻し」は慎重さが過ぎるという批判が出るのも妥当なところです。

支援の力、世論の力

「絶望の裁判所」とまで元裁判官から酷評されている裁判所です。とは言え、今回の最高裁決定には、人権を護る砦である裁判所の役割を果たそうとする姿勢が見えました。2014年に出された静岡地裁の再審開始決定に続く画期的な決定となりました。「奇跡」とも言える判断の要因として裁判官の真摯な姿勢を先述しましたが、ある法学者がその強力な要因の一つとして挙げられたのは、袴田さんの裁判を「支援する力」でした。

袴田さんを応援する数多くの人々の熱意の広がりがクラウドファンディングを盛り上げました。それに触発されたマスコミの活発な報道もありました。アメリカのCNNやヨーロッパの報道機関から中東アルジャジーラに至るまでの報道で、世界規模で世論が高まりました。外国でも「袴田事件」を取り上げて日本の刑事司法の問題に警鐘を鳴らしているのです。

2018年、東京高裁が不当にも再審を否定した時、日本中から、世界から、ブーイングが巻き起こったことを裁判所は見ていました。世論の風向きが最高裁に向き、最高裁を監視していたことを知っていたのです。「いい加減な判断」はできない、誠実に取り組まなければ日本の裁判所は世界から信用を失い取り残されてしまう、そんな危機感があったと思われます。

今回の決定に対してもマスコミは大騒ぎ、世論は東京新聞・中日新聞の「早く無罪を言い渡せ」という社説に代表されています。外国からも報道陣が次々と取材に訪れています。支援者からの声が続々と届いています。この大波は「再審無罪」になるまで止むことはないでしょう。

弁護団の活躍はもちろん、皆様のご支援が力になった今回の最高裁決定でした。今後とも支援の輪を広げていくことが、袴田さんのえん罪を雪ぐことに貢献し、さらに他のえん罪事件へと波及していくに違いありません。日本の司法に人権と公平さをもたらすための歩みを支える風土が培養されて行く。そう期待し確信しています。

今後とも引き続きご支援くださいますようお願いいたします。

 

 

 

23日に行われた弁護団記者会見の様子を『袴田チャンネル』にアップしました。

クラウドファンディング終了しました

クラウドファンディング「袴田事件を再審無罪へ。最高裁に立ち向かう、弁護団に応援を。」終了しました。

2020年8月18日から10月16日までの2か月間

目標金額:10,000,000円
達成金額:18,067,000 円
支援者人数: 1,510 名

予想を越えた結果でした。

ご支援くださった皆様に心より御礼申し上げます。

さらに、ご協力いただきました皆さまにお礼申し上げます。

10月20日の記者会見の様子を映像でご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=8FjzgWh2M_A

1、目標の180%達成により、今後の弁護活動資金ができました。金額は、裁判や弁護活動費用を募るクラウドファンディングで最高額。
公務員として報酬は保障されたうえに税金投入により潤沢な資金をもつ検察と、無報酬で自腹を切るしかない弁護団の闘いは、資金面では圧倒的な差がありました。
それでも弁護団は第二次再審の静岡地裁で再審開始決定を勝ち取りました。だが東京高裁では不当にも逆転の決定。最高裁での闘いは絶対に負けられない。命がかかっているのです。
今回、クラウドファンディングにより資金面のパワーアップが実現し、弁護活動の範囲と可能性が一気に広がりました

2. クラウドファンディングのキャンペーンにより、最高裁で闘う弁護団への大応援団が姿を現したのです。
「国民一人一人が声をあげる場を作ってくださったことに感謝します」というように、応援したいが方法がなく待ってましたとばかりの人たちも多かった。また、これまで袴田事件を知らなかった人たち、知ってはいたが見ていた人たちなどに、事件と裁判の現状、弁護団の闘いを訴えました。すると、袴田巖さんのために少しでも力になりたい、黙ってはいられない、絶対再審無罪に!という人々の思いが沸き立ち、日本全国、さらに海外からも弁護団への支援が途絶えることなく届けられたのです。支援と共に届けられた応援メッセージは、半世紀以上闘い続け心身ともに深く傷ついている袴田巖さんへの思いやりと、弟のために闘う87才の姉・ひで子さんへの労りにあふれていました。強い感動を呼ばずにはおかない貴重な言葉の数々でした。支援者の裾野が広がっていきましたが、20代から40代の事件発生当時には生まれてもいなかった若い世代が多かったのも特徴でした。
世代を超えて袴田事件に衝撃を受けるとともに、冤罪を憎み正義を希求するみずみずしい思い、決して黙認できない、間違いは正さなくてはいけないという思いの強さの表出であったと思います。
また、全国の弁護士の方々から袴田事件弁護団へ送られたエールも多かったことも特筆すべきことです。

3. 冤罪事件の闘い方に新しい道があることを示しました。
大崎事件のクラウドファンディングが先鞭をつけ、その大成功に勇気を得ての挑戦でもあった。
「今まで冤罪事件というと弁護団が手弁当でというのが常識でしたが、その意味でこのクラウドファンディングの成功は冤罪支援に新たな道を切り開いたといえます。ぜひ頑張ってください」という応援メッセージを頂戴しました。国民的支援を獲得する格好の一手段として、クラウドファンディングという方策が、冤罪との闘いにとって有効な武器になると思うのです。

「権力の不正を弾劾する国民の広範な批判だけが正義を守る最後の保障なのか」と上告趣意書に刻んだ袴田巖さんの叫びに応えなければ。その思いがもっと広く燃え盛るように祈ります。
ご支援により袴田さんに再審無罪の道が拓けますよう、難しい裁判へ挑んでいる弁護団の勝利をお祈りします。

 

寄せられたメッセージの一部をご紹介します。

「弁護団のみなさんの長年にわたる献身的な活動に心から敬意を表します。頑張ってください。」 / 「長い間どんな支援ができるのか、お力になれるのか躊躇していました。わずかですが支援とさせていただきました。」 / 「こんなにも警察のでっち上げがはっきりしている事例を、放っておくのは日本の恥、国民の恥です。」 / 「ずっと関心を持っていました。袴田姉弟を全面的に応援します。弁護団の方々に心から敬意を表します。」 / 「司法への不信感はもうここで終わらせてほしいし、それ以上に一人の命、人生がもっと大切にされる世になってほしい。」 / 「弁護団の活動を心から応援しています。理不尽な司法の暴挙に負けないでください。国民のみんながそう思っていると思います。」

「まだ無罪が確定していない事に驚愕致しました。こんなにもむごい事がまだ続いているなんて…」 / 「今回ようやく応援の気持ちを行動に移す事ができて大変光栄に思います。」 / 「無実の方を無罪にするのは私たちの社会の責任であり 心からの願いです」 / 「私などが、到底考えられない、想像もできない事と闘っていらっしゃるのだと思います。」 / 「TVで、関連のニュースや新聞の記事を見る度、何かお力になれないのかと思っていました。ほんの少しですが、協力できて、嬉しいです。」 / 「袴田さんお二人のお力に少しでもなれればと思っています。弁護団の方々、気合い入れてお願いします!」 / 「日本に生まれて生活をしていて、袴田さんの冤罪がはらされ、無罪が立証されないのは、とても悔しく、恐ろしく感じています。微力ながら応援いたします。」 / 「自分の仕事もキャンセルが続き、ほんの少額で申し訳ありませんが、少しでも役に立てればうれしいです。一日も早い無罪確定を目指して!!」

「秀子さんともどもお元気なうちに、再審で無罪を言い渡される日が一日も早く来ますように。弁護団のみなさまの更なるご奮闘に期待します。」 / 「袴田さんが浜松の街を歩いている画像を見ると胸がいっぱいになります。いつまでも自由な散歩が続けられますよう街の中で平穏な暮らしが続けられますよう祈っております。」 / 「袴田さんの理不尽な裁判には本当に怒りを覚えます。弁護士さんたち何卒宜しくお願いします🙏 少ない額ですみません。」

「どう見ても証拠の捏造など酷いことをしても自分達が決めたレールに沿って無実の人を犯人に仕立てる。こんなひどい世の中を変えるために一刻でも早く無実を勝ち取ってください。」 / 「弁護団の皆さん、袴田さん、秀子さん。ご苦労様です。日本の再審制度の改正につながる活動と思って、支援しています。日本の希望をここに見たいですね。」

「袴田さんのことは、良く知らないけれど無実であることを証明するためにお金の障害があるのは、良くないと思います。きっと、皆さんの情熱が、真実につながると思います。」 / 「権力による殺人は許せません。」

「無罪でありながらの長い収監生活、どんなに辛い年月だったでしょう。どうか公正な審判につながりますように。」

「伴走させてください」 / 「弁護団の方へ お疲れ様です。必ず支援金を生かして無罪を勝ち取るために頑張ってください。」 / 「今まで冤罪事件というと弁護団が手弁当でというのが常識でしたが、その意味でこのクラウドファンディングの成功は冤罪支援に新たな道を切り開いたといえます。ぜひ頑張ってください」

 

 

 

『0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー』の見逃し配信

「ネットもテレ東」 見逃し番組無料配信

0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー 実録! 衝撃冤罪6連発

9月21日放映のテレビ東京「逆転無罪ミステリー」の特番、ご覧いただきましたでしょうか?3時間弱の番組の3分の1ほどが袴田事件について、という内容でした。

見逃した方、テレビ東京の系列局がない地域の方にお知らせです。

下記のサイトにて、番組が無料でご視聴いただけるようになりました。ぜひご視聴ください。そして、一人でも多く見ていただけるよう、知り合いの方などへのお知らせ、拡散にお力添えください。

▼無料視聴はこちらから

https://video.tv-tokyo.co.jp/gyakutenmuzai/episode/00076634.html

※2時間45分の番組で、1時間40分くらいから袴田事件が始まります

※検索する場合は「ネットもテレ東、逆転無罪」と入力してください

※配信終了:10月13日(火)23:59

バラエティー番組ですが、冤罪が作り出される理不尽な過程が、実に分かりやすい。「袴田事件」の基本的な問題点はほぼ網羅されており、証拠の数々を「でっちあげ」と断ずる勇気も含め、力作かと思います。

私どものもとには、番組をご覧になった方から「TVでこんなに憤りを感じたのは初めて」というメッセージが届きました。

ご覧になった誰もが「袴田さんは無実」と感じ、なぜこんなことが許されているのか、考えるきっかけになると思います。「袴田さんに再審無罪を」という声をより力強いものにする上でのこの上ない強力な援軍です。

誰よりも、最高裁判所の判事さん方にも、見ていただきたいものです。

勉強会を開いて上映したい場合、ネット配信の映像を少人数、無料で視聴なさることができます。家族でテレビをみるのと同様、法的に問題はありません。

アルジャジーラが袴田事件のドキュメンタリー番組を放映中

アルジャジーラ(カタールのドーハに拠点を置く国営衛星放送のテレビ局)の英語サイトに、袴田事件がドキュメンタリー番組で取り上げられました。

こちらのサイトから動画をご覧いただけます。ぜひご視聴ください。

https://www.aljazeera.com/program/witness/2020/10/7/hakamada-japans-death-row/

 

 

袴田事件は世界中から注目されています。

ローマ教皇の来日に前後して、フランスとドイツのテレビ局が袴田事件を取り上げドキュメンタリーを放映。

この間は、アメリカCNNが長文の記事をデジタル版に掲載しました。

また、国連の人権委員会は毎年、日本政府に刑事司法の問題を指摘しその改善を勧告しています。そこでは、袴田事件を例に挙げています。それほどの世紀の事件なのです。要するに、世界的に見ても、酷い事件として認識されているということ。それ即ち、日本の後進性を象徴する恥なのです。

 

 

『袴田チャンネル』、一気に21タイトルをラインアップ

9月12日現在、ユーチューブ上の『袴田チャンネル』は袴田事件がわかる会のインターネット版です。

これからも順次新番組を追加していきます。現時点での番組をご紹介します。

https://www.youtube.com/channel/UCqlu_zQAcuZkoHv-b4OT7bQ/videos

 入門編 5分とちょっとでわかる 袴田事件

事件の概要と経過、今後を易しく説明。初心者向け袴田事件入門

https://www.youtube.com/watch?v=9ofa5BB8X74

 

 

 

 

 

 

応援1 新田渉世  (日本プロボクシング協会袴田さん支援委員会代表)

日本プロボクシング協会の袴田さん支援活動、新田氏の応援の言葉とパンチ。

https://www.youtube.com/watch?v=D8CwofV53HQ

 

 

 

 

 

 

応援2 桜井昌司  (えん罪犠牲者の会 事務局次長)

えん罪事件「布川事件」の被害者が、「えん罪の作られ方」を解説。ホラー映画より怖い、現代の暗部。

https://www.youtube.com/watch?v=4yjGL-rDwRo

 

 

 

 

 

 

応援3 金聖雄 映画監督

えん罪事件の作品を世に問い続ける映画作家が語る「レンズを通して視た袴田巖さん」。

https://www.youtube.com/watch?v=-5h4bkMbLSs

 

 

 

 

 

 

応援4 福島みずほ参議院議員

弁護士として、死刑廃止を訴える硬派の議員として活躍される福島氏の応援メッセージです。

https://www.youtube.com/watch?v=OuCOxSunKMI

 

 

 

 

 

応援5 鈴木貴子衆議院議員

超党派組織「袴田巖死刑囚救援議員連盟」の事務局長、注目の若手女性議員からの応援です。

https://www.youtube.com/watch?v=ngDphSr3Q2Q

 

 

 

 

 

 

応援6 山本太郎 れいわ新選組代表

日本は「えん罪天国」。袴田事件に代表される冤罪事件の恐ろしさについてアピール。

https://www.youtube.com/watch?v=TC7bngblk04

 

 

 

 

 

 

応援7 保坂展人元衆議院議員 現東京都世田谷区長

東京拘置所在監中の袴田巖さんとの面会を成功させ、巌さんの心に触れる実体験

https://www.youtube.com/watch?v=Wbc2xeEI8bI

 

 

 

 

 

 

応援8 周防正行映画監督 えん罪がなくならいのはどうして?取調べや証拠の扱いの不公平。法制審議会の委員として気づいたこと。

https://www.youtube.com/watch?v=uo8bPZRkibE

 

 

 

 

 

 

報告1 袴田事件:クラウドファンディング記者会見(8月18日)

「クラファン始めます!」みなさんの支援を願うメッセージに触れてください。

https://www.youtube.com/watch?v=wQ_EbbQwDY8

 

 

 

 

 

 

報告2 第1目標の1000万円達成、多数の応援に感謝。セカンドゴールに向けたビデオメッセージ

https://www.youtube.com/watch?v=SJpk_5L9y78

 

 

 

 

 

 

報告3 袴田さん6年の歩みドキュメンタリー映画監督、笠井千晶氏が収めた素顔に触れる「帰ってきた袴田さんの6年間」。

https://www.youtube.com/watch?v=mRBKJCXpqfc

 

 

 

 

 

 

報告4 袴田巖、歩く 袴田巖さんと見守り隊

毎日行われる「パトロール」を見守るメンバーが、袴田さんの「今」を語り合います。

https://www.youtube.com/watch?v=5zXQjDPFB44

 

 

 

 

 


解説1 西嶋勝彦 弁護士(袴田事件弁護団長)

弁護団長、弁護士界の重鎮が事件の問題点とあるべき刑事司法のための提言を語ります。

https://www.youtube.com/watch?v=igZ4NWcxmX4

 

 

 

 

 

 

解説2 小川秀世 弁護士(袴田事件弁護団 事務局長)「5点の衣類・解説」

有罪の事実上唯一の根拠「5点の衣類」の異常さを解説。「そんなことが本当に」驚愕の事実。

https://www.youtube.com/watch?v=4ZY_ktFYGlw

 

 

 

 

 

 

解説3 笹森学 弁護士(袴田事件弁護団) 「DNA型鑑定の光と影」

袴田さんの再審開始を決めた鑑定。だが、それをはばんだ「壁」の驚くべき正体が。

https://www.youtube.com/watch?v=N12lGbKncvU

 

 

 

 

 

 

解説4 水野智幸 (袴田事件弁護団・法政大法科大学院教授) 「真逆の決定」

静岡地裁の開始決定と東京高裁の棄却決定、その二つの決定は真逆。元裁判官にして現袴田事件弁護団の弁護士が、その理由に迫ります。

https://www.youtube.com/watch?v=tuYXSQMNJ7E

 

 

 

 

 

 

解説5 木谷明 弁護士「裁判官と判決・決定」

無罪を数多く確定させた「人権擁護の旗頭」元裁判官が、弁護士として語る「裁判官の生理とえん罪」。

https://www.youtube.com/watch?v=6vedHApHc0s

 

 

 

 

 

 

解説6 田中輝和 東北学院大名誉教授

上告趣意書の意義。袴田さんの肉声を伝える数少ない原資料の編者が、その価値を説きます。

https://www.youtube.com/watch?v=uajnROj0ZuY

 

 

 

 

 

 

解説7 新倉修 青山学院大名誉教授 「事件・人権・死刑」

袴田事件は「えん罪・死刑」の世界的シンボル。法律と人権の大家が考察・解説。

https://www.youtube.com/watch?v=vC2HmWh0zGc

 

 

 

 

 

 

解説8 猪野二三男(袴田さん支援クラブ) 「自白の謎と恐怖」

袴田巖さんは「自白」したわけではない。拷問による「自白」の状況を解明。

https://www.youtube.com/watch?v=-2YCNuBQ0Hg

 

 

 

 

 

8月29日、1千万円を突破。クラウドファンディング開始11日め

ありがとうございました。

クラウドファンディング、第一次目標を達成。

セカンドゴール、2千万円を目指してチャレンジを開始。

8月18日にスタートしたクラウドファンディングですが、開始11日で第一次目標の1千万円を達成しました。初日が終わってみると、すでに100人以上の支援者から寄付が寄せられ、金額にして340万円余が集まりました。そして29日、660人からの寄付で1千万円を突破したのです。皆様のおかげです。ありがとうございました。

正義を希求する人々、弁護団に期待

袴田巖さんへの同情からえん罪への嫌悪、正義を希求する人々は、こぞって弁護団への期待を高めています。捜査機関(警察検察)の暴走と裁判所による追認。日本の刑事司法の病弊が集中している袴田事件は多くの人々の関心を集めていることを実感できる状況でした。みんな怒っています。こんなヒドイことは、もう止めにしてほしいと、願っているのです。

若者中心のインターネットキャンペーン

袴田事件はもう半世紀が経過していることから、支援者も年を重ねてきているように見えました。若者が参加してくることは稀なことでした。ところが、クラウドファンディングというインターネット上のキャンペーンには多くの若者が集まりました。40才以下、20代30代の参加者が最も多かったのです。若者がインターネットを通じてやってきたのです。

潜在的支援者が姿を現す

「応援したかったけど、その方法と機会が見つからなかった」「応援する機会があってよかった」という声が寄せられています。ご自分の思いを表現したくても、そのチャンスがなかった。いいチャンスを見つけたので参加したという方が数多くいらっしゃったのです。東京と静岡からの支援が中心ではありますが、支援者は全国各地に広がっています。

3千円から百万円まで

「寄付」というとお金持ちのやることと思いがちです。ところが、そうばかりではなかったのです。中には多額の寄付をする方が見られますが、ほとんどの方は少額です。もちろん、金額はいくらでも良いのです。要は気持ちです。年金で慎ましく生活している方々が、仲間の寄付金をまとめて届けに見えてくださったこともありました。心優しき方々の温かいお心づけに、落涙するほどの感激があったのです。

勇気づけられました、セカンドゴール2千万円を目指します

クラウドファンディングは10月16日まで続きます。あと1月半でもう1千万円を目指してチャレンジします。ご支援で集まった資金は、手数料を除く全額を弁護団に寄付して弁護活動費用に充当していただきます。袴田さんの再審請求審は今最高裁で闘われています。

静岡地裁で再審開始決定が出され、死刑と拘置の執行停止となり、袴田さんは解放されました。ところが、東京高裁は再審開始を認めないという逆転劇を演じたのです。ただ、袴田さんの再収監は見送り、袴田さんは故郷の浜松で姉のひで子さんと平穏に暮らしています。

それがつかの間の幸せに留まらないように、弁護団には最高裁での闘いに万全を期していただけると確信しています。これほど数多の方々が支援しているのですから。弁護団の後ろには、貴重な生活費を削ってまで正義のために資金を出す正義感の持ち主がひしめいています。心強いばかりです。

クラウドファンディングは、裁判所や捜査機関(警察検察)に対する抗議のデモンストレーションでもあります。今だに証拠隠しや証拠のねつ造を認めないばかりか、「はけないズボン」に象徴されるねつ造証拠で無実の袴田さんを死刑台に送ろうとしているのです。

その横暴を許さず、半世紀にわたって辛酸をなめさせられてきた袴田巖さんに再審無罪を、自由と尊厳を。そのために、より多くの方々に声を上げていただきたい。寄付金の額はどうでもよいので、クラウドファンディングに参加してくださることを願っております。

クラウドファンディング呼びかけ人 :袴田さん支援クラブ(代表 猪野待子)

メデイアに注目された『デコちゃんが行く』

メデイアに注目された『デコちゃんが行く』

5月1日の発売に先立って、4月28日に地元浜松のメデイアにコミック『デコちゃんが行く 袴田ひで子物語』の発刊をお披露目。

燦燦と注ぐ陽光を浴びながら、浜松復興記念館前で記者会見を行いました。当クラブ代表の猪野待子と袴田ひで子さんがスピーチ、マスコミ9社が集まり取材しました。

袴田巖さんも登場しましたが、発言はなく、そのまま街中へパトロールに出かけていきました。

 

早速、当日の夜、NHKニュースが取り上げ、翌朝は静岡新聞が報道。西日本新聞、毎日新聞が後を追って記事を掲載、それ以前にも、朝日新聞デジタルなど50社以上が報道しました。

袴田ひで子さんは有名人、それに加えてマスコミが大きく取り上げたこともあって、大型書店では平積みにしてアピール、通販のAMAZONでは一時その日のベストセラーとなりました。

書店や通販サイトで品切れとなって、入手困難な場合は、当クラブに購入申し込みをどうぞ。在庫からお送りいたします。

4/28 NHKニュース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/28静岡新聞

 

5/3 毎日新聞

 

 

 

ひで子さん87才誕生パーティ

2月8日 ひで子さん誕生パーティ

2月8日、ホテルコンコルド浜松で、袴田ひで子さんの

87才お誕生会が開かれました。

袴田さん支援クラブ主催、第30回袴田事件がわかる会を切り替えて

およそ50名が出席。

詳細は、ブログをご覧ください。 https://npokitchengarden.hamazo.tv/

 

東京ドームのミサに袴田さんを招待、来日したローマ教皇

東京ドームのミサに袴田さんを招待、来日したローマ教皇

「5万人のミサは荘厳、教皇の優しさと愛を感じました」
と秀子さん


11月25日、来日しているローマ教皇は、東京ドームでミサを開催。そこに袴田巌さん、秀子さんが招待されました。袴田さんには、四人の案内・警護がつく特別待遇でした。そこには袴田さんへのいたわりと教皇の愛を感じます。

教皇は死刑制度の廃止を訴えています。

死刑制度は人間の尊厳に対する攻撃。犯罪者が悔い改める可能性まで奪う必要はないとして、反対する立場を繰り返し示してきました。2015年に、複数の州で死刑制度が続くアメリカを訪れた際には、連邦議会ですべての国に対し死刑制度の廃止を呼びかけました。

昨年8月、「全世界で死刑が廃止されるために決意をもって取り組む」と宣言し、日本でのミサに「無実なのに未だ死刑囚」の袴田巌さんを招待、凛とした姿勢を示したのです。それは、半世紀にわたって再審無罪を求め続ける巌さんへの温かい応援であり、「えん罪による生命の犠牲を許さない、そしてその理由だけでも死刑廃止は正当化される」という強いメッセージです。日本国民のみならず、全世界の政府と市民にむけた意思の穏やかな表明です。

ローマ教皇といえば、かつて「王権神授説」の下で国王を任命した王の王たる権威を誇り、今また13億人を擁するクリスチャンの最高指導者です。

ミサ後に記者会見した西嶋勝彦弁護団長は「無罪を主張している袴田さんが招待されたことは、世界に発信される。再審開始に一歩近づけることができた」とその意義を強調しました。

フランシスコ教皇は、被爆地(長崎・広島)から全世界に「核兵器の廃絶」を訴えました。そして、環境の保護、生命の大切さ、寛容な社会の実現などをアピール。渾身の舌鋒は驚くほど鋭く、平和と人権の究極を訴えるメッセージでした。

「核兵器保有は倫理に反する」「戦争のための原子力利用は犯罪」から始まって、「軍備拡張競争は、途方もないテロ行為」とまで言ってのけました。そして教皇の目は、国家間の暴力行使だけではなく、国家による殺人、死刑制度、人権侵害にも向けられています。飢える人々、虐げられている人々に救いの手を差し伸べるのです。袴田巌さんの悲惨にも、原爆被災者などに対すると同等の慈しみを表現されました。

ローマ法王と袴田巖さん面会の予定

朝日新聞9/14朝刊より

袴田さんとの面会、調整 死刑廃止提唱のローマ法王

フランシスコ法王

袴田さんとの面会、調整 死刑廃止提唱のローマ法王
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(82)が11月の来日に際し、死刑が確定して再審請求中の袴田巌さん(83)との面会を調整していることがローマ法王庁(バチカン)関係者などへの取材でわかった。袴田さんは再審開始決定が取り消された後も、収監されずに浜松市で生活する。死刑確定者との面会が実現すれば極めて異例。法王は「死刑廃止」を提唱しており、日本の死刑制度に世界の注目が集まりそうだ。

法王庁や日本の関係者によると、法王は袴田さんの弁護団から昨年、書簡で面会要請を受けた。袴田さんが収監中にキリスト教の洗礼を受けていたこともあり、東京ドームでのミサの前後などに面会できるかを検討している。ただ、袴田さんは拘禁症状などで体調が不安定なため、面会できるかは見通せない。

袴田さんは1966年に静岡県清水市(現・静岡市)で一家4人が殺害された事件に関与したとして、80年に最高裁で死刑が確定。再審請求を続け、2014年に静岡地裁の再審開始決定を受けて釈放されたが、昨年に東京高裁でこの決定が取り消され、最高裁に特別抗告している。死刑が確定した人は通常、拘置所に収監され、面会が厳しく制限されている。

法王庁と日本政府は13日、法王が11月23~26日に訪日すると発表した。東京のほか、被爆地の広島、長崎を訪れる。ローマ法王の来日は、81年に故ヨハネ・パウロ2世が訪れて以来、38年ぶり。

 

朝日新聞9/14

中日新聞9/14

 

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