第72回袴田事件がわかる会
日時:11月18日(土) 午後1時30分~4時
場所:浜松復興記念館2階 (浜松市中区利町304-2)
あいさつ : 袴田ひで子さん
ゲスト :小川秀世さん(袴田事件弁護団事務局長)
再審公判での弁護団主張の中心は以下の点にあります。
- 外部犯人説 現場に残された証拠から、袴田巖さんは犯人ではあり得ない。外部から侵入した複数の計画的犯行である。動機は怨恨の可能性が高い。
- 事件の当初(証拠もない段階)から袴田巌さんを犯人に仕立てあげるための捜査。新聞社にもニセ情報をリーク。
- 検察の立証に使われている証拠はすべてねつ造 郵便局で見つかった封筒入りの札(イワオという名前があり、番号が焼かれて不明)/裏木戸の外に落ちていた金袋/焼けずに落ちていた雨合羽/凶器とされたクリ小刀/5点の衣類 etc.
- 1年以上味噌漬けにされた5点の衣類に付着していた血痕に赤みは残らない。実験結果(弁護側の実験、検察の実験でも)から。また、赤みはなくなることは論理的にも解明された。メーラード反応とヘモグロビンの変性反応として
- DNA鑑定から血痕は巖さんや4人の被害者のものでもないことが判明。
弁護団をリードしてきた小川先生が、分かりやすく解説します。
主催 : 袴田さん支援クラブ