光の定量分析から、5点の衣類のねつ造を証明

事件の最重要争点の一つ。【5点の衣類の血痕の色】。長期間みそ漬けの血痕が「赤みを失って黒くなる」ことは、すでに科学的に説明されました。それでも「赤みが残る可能性がある」として検察官は有罪立証を行いましたが、その不合理は明らか。静岡地裁は、はっきりと「警察・検察によるねつ造」と断定しました。 しかし、検察官が控訴する可能性がなくなったわけではありません。弁護団は準備済みの「新鑑定」を公表しました。「5点の衣類」の開示写真のネガを専門家が解析し、その「色」の真相を突き止めます。