袴田巖(はかまた いわお)さんの歌、「春、待ちわびて」のCDが完成いたしました。
「春、待ちわびて」は、袴田巖(はかまた いわお)さんの歌です。
そして、みなさんへの応援歌です。
凍える寒風にじっと耐えて耐えて、ひとり長い長い冬のトンネルを歩き続けてきた人。その人に、ついに春の光が注ぎはじめ、凍えた心を温めながら希望の花が咲くのを待っている・・
コバケン、若きシンガーソングライターが袴田巖さんの人生を知りと心に触れて、この歌を作りました。コバケンのひたむきな歌声が巖さんと重なって心に迫ります。
ある日突然、強盗殺人放火事件の犯人として逮捕される。「関係ない」と言っても何を言っても「犯人はおまえだ」と決めつけられる。裁判でも虚構の話が通ってしまう。遂には死刑囚に。そして48年間も獄に囚われるという信じられない話。それが現実に袴田巖さんの身に起こった事です。世界でも注目されている「袴田事件」です。
袴田巖さんは、死刑執行の日を待たされる孤独な独房の中で全てに絶望していきました。嘘だらけの現実に耐えられなくなった巖さんは、「夢の中」へ入り込んで正義と平和を求めて歩き続けるのです。
ようやく2014年に静岡地裁で再審(裁判のやり直し)開始決定が出されて釈放され、故郷浜松で姉のひで子さんと穏やかにくらしていますが、心の傷は深く、今も「夢の中」をさまよい続けています。空を見上げ、巖さんの春を待ちながら。
裁判のやり直し(再審開始)をするかどうかの裁判はまだ続いていて、巖さんの無罪の花はまだ咲いていません。
「春、待ちわびて」を歌って袴田巖さんを応援しましょう。
そして・・
あなたの春も来ますように、「春、待ちわびて」を歌いましょう。
春、待ちわびて
1.待ちわびて 長い長い時間が過ぎて
それでもなお 春が来るのを 待ちわびて
どこまでも 思いを馳せつくした心は
夢の中を歩き続ける どこまでも
信じてきたよ 続けてきたよ
枯れず 萎れず 前を向いて
暗い影の中で
幾年も咲き続けた
花の色が青空の風に吹かれて
淡く色づき始める
2.どこまでも 穏やかに過ぎて行く日々を
願いながら 空を見上げて どこまでも
時計の針が 動き始めて
信じた 明日がやってくる
いつか いつの日にか
幾年も想い続けた
花の色はあなたの人生のように
深く 優しく 愛しい
暗い影の中で
幾年も咲き続けた
花の色が青空の風に吹かれて
淡く色づき始める
カラオケ、譜面を用意しました
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この楽曲を作成したコバケンから、この曲への想いが届きました。