弁護団、ダメ押しの味噌漬け実験
「味噌漬けされた衣類の血痕はすぐに黒ずんでしまう」ことを繰り返し証明
第45回袴田事件がわかる会
2021年 7月17日(土) 午後1時30分~4時
浜松復興記念館2階 (浜松市中区利町304-2・五社神社東)
入場無料、お気軽にお越しください。
ゲスト 袴田ひで子さん(袴田巖さんの姉)
ゲスト 小川秀世さん (弁護士 袴田事件弁護団事務局長)
山崎俊樹さん (袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会 事務局長)
東京高裁での差し戻し審では、最高裁が指示したこと(5点の衣類に着いていた血痕が赤かったままだったことに着目してその点を詳しく調べるように)という点が焦点となっています。高裁は、検察官に対して「1年2か月もの長期間味噌漬けされても、血痕は赤いままの状態を保てるのか、その可能性を体験的にまた論理的に説明すべき」と要求。弁護側には「黒ずんでしまうことを体験的にまた論理的に説明すべき」と要求しています。
弁護団は、再び三度、味噌漬け実験で「衣類の血痕は、味噌に漬けられると容易く赤味が消えて黒ずんでしまう」ことを証明。誰がみても、袴田巖さんが犯人だと未だに錯覚している人でさえ、その事実を否定しようがないまでに。
その実験を先頭で進めた山崎俊樹さんに実験の詳細を、弁護団事務局長の小川秀世弁護士に実験の結果が指し示す裁判の展望について、それぞれ語っていただきます。
袴田裁判の今を知るには、この講演を聞くしかありません。
主催: 袴田さん支援クラブ