第34回袴田事件がわかる会
日時:2020年8月15日(土) 午後1時半~4時
会場:浜松復興記念館 (浜松市中区利町304-2 五社神社東)
ゲスト:袴田ひで子さん
マンガ『デコちゃんが行く 袴田ひで子物語』がヒットしています。さらに人気者になりました。ひで子さんの前向きな生き方を知ると、社会の閉塞感の中でうつ向きがちになる心に活(かつ)が入れられます。「くよくよしても仕方がない」「これまでよりも、これからが大切」ですね。
「勝つまで闘う。絶対勝てる。だって、巖は無実なんですから。私は、巖が獄中でできなかったこと、好物を食べさせ、行きたいところに行かせ、好きなように自由にさせる。巖との毎日を大切に、明るく生きていく。」釈放されて6年になる巖さんの近況やひで子さんの心境を語ってくれます。
ゲスト:コバケン (シンガーソングライター)
袴田巖さんの歌『待ちわびて』を作詞作曲したミュージシャン。
『待ちわびて』を生み出した思いなどを語ってくれます。詩もいいし、曲もいい、と評判の歌をお聞きあれ。
春、待ちわびて
待ちわびて 長い長い時間が過ぎて
それでもなお 春が来るのを 待ちわびて
どこまでも 思いを馳せつくした心は
夢の中を歩き続ける どこまでも
信じてきたよ 続けてきたよ
枯れず 萎れず 前を向いて
暗い影の中で
幾年も咲き続けた
花の色が青空の風に吹かれて
淡く色づき始める
どこまでも 穏やかに過ぎて行く日々を
願いながら 空を見上げて どこまでも
時計の針が 動き始めて
信じた 明日がやってくる
いつか いつの日にか
幾年も想い続けた
花の色はあなたの人生のように
深く 優しく 愛しい
暗い影の中で
幾年も咲き続けた
花の色が青空の風に吹かれて
淡く色づき始める