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袴田さん支援クラブ

袴田巖さんに再審無罪を!

お知らせ (page 10 of 10)

袴田巖さんの再審無罪を求める10・22浜松集会 =袴田巖さんに再審無罪を全国行動=

◎会場:浜松市民協働センター

◎日時:10月22日(日) 14時~

◎ 「すねの傷は逮捕後の傷」 ビデオ上映

小澤弁護士

◎ 弁護団報告:小澤 優一 弁護士
小澤弁護士は、巖さんが元気で裁判を闘っていたころを知る数少ない弁護士ですので、「はけないズボン」の話など、当時の裁判のことなどお聞きしたいと思います。

宮本教授

◎ 講演 「袴田再審の壁~検察官司法の古層」
関東学院大学法学部教授 宮本 弘典
宮本弘典関東学院大教授は戦後初の冤罪事件「福岡事件」の支援を行なう等、検察の戦前からの体質を厳しく批判しています.

◎ 特別報告 天竜林業高校調書改ざん事件
再審請求人 北川 好伸
北川さんは、校長先生退職後、在職中の生徒の大学進学のため調書の改ざんを指示し、その生徒の祖父(元天竜市長)から賄賂をもらったという冤罪事件です。現在、袴田さんと同じ東京高裁で再審請求中です。

◎ あいさつ 袴田 巖(予定)、袴田 ひで子

主催:浜松 袴田巖さんを救う市民の会

袴田事件即時抗告審 9/26,27 DNA鑑定人尋問 

2014年3月27日、静岡地裁で再審開始決定が出されましたが、検察官が東京高裁へ即時抗告(不服申し立て)し、審理が3年以上続いています。東京高裁(大島隆明裁判長)は、DNA鑑定をめぐって鑑定人の本田克也氏(筑波大学教授)と鈴木康一氏(大阪医科大学教授)の尋問を9月26日、27日の両日にわたって行います。高裁での即時抗告審は、この証人尋問で事実調べを終了し、年内に検察官と弁護人の最終弁論、来春に決定をだすことが予想されており、最後の重要局面を迎えています。

袴田事件弁護団は、27日夕刻、記者会見を予定しています。

支援団体(袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会)は、街頭宣伝と東京高検、高裁への要請行動を行います。日程は、以下のとうり。
9月26日 
12:00 東京高裁前宣伝活動
12:45 東京高裁前、弁護団、姉ひで子さん激励
14:00 有楽町マリオン前、リレートーク、宣伝活動
    参加予定 元WBAミドル級チャンピオンボクサー 竹原慎二さん
         将棋プロ棋士 神谷広志さん
         絶叫歌人 福島泰樹さん
         布川事件冤罪被害者 桜井昌司さん ほか
9月27日
8:30   東京高裁前宣伝活動   
9:45   東京高裁前、弁護団、姉ひで子さん激励
10:00  東京高裁への要請、署名提出
11:00  東京高検への要請
13:30  即時抗告の争点と経過報告会
     会場:中央区立築地社会教育会館第1洋室

「袴田巖さんを救う市民の会会報」2017年9月6日号が発行されました。

市民の会会報「袴田巖さんを救う市民の会会報」2017年9月6日号が発行されました。

●東京高裁、9月26日、27日に証人尋問
●死刑囚のままの袴田巖さんの再審無罪を市民の皆さんと共に
●清水こがね味噌事件(袴田事件)発生から51年
●10/22袴田巌さんの再審無罪を求める浜松集会のお知らせ

» 会報のダウンロードはこちら(PDF:656KB)

意見広告賛同金のお礼

2017年9月1日

この度は、無実の死刑囚袴田巖さんの支援アピールとしての新聞意見広告にご理解と激励をいただきありがとうございました。
また、多くの方より賛同金を賜り、御礼申し上げます。住所の記載があった方には領収証をお送りいたしました。が、氏名のみの方にはこの場にて感謝の意を申しあげます。ありがとうございました。

さて、東京高裁の審理はすでに3年5か月が経過し、本年6月になって、1年半余りの時間をいたずらに費やしただけのDNA鑑定検証実験の結果が漸く提出されました。そもそも検察の主張する検証実験に対して弁護団は必要性を認めず、巖さんや請求人の秀子さんが高齢でもあることから、反論があるなら再審公判ですべきであると主張して来ました。にもかかわらず、結局裁判所は検察推薦の鑑定人による検証実験の実施を強行しました。
そして、先月行われた三者協議において、来る9月26日及び27日の両日にわたり、鑑定人尋問が行なわれることとなりました。さらに裁判所は、この鑑定人尋問を経て、年内の最終意見書の提出、年度内の結論を想定しています。しかし、この間の裁判所の検察寄りの訴訟指揮では、無意味な検証実験に強引に「科学性」をまとわせ、不正義かつ非人道的な結論を導き出す一抹の不安があります。
このような審理状況を踏まえ、袴田巖さんの再審無罪を求める取り組みを強め、「再収監」を何としても阻むため頑張る所存ですので引き続きのご理解、ご協力をお願いします。

浜松 袴田巖さんを救う市民の会

共同代表 寺澤 暢紘
〒430-0807 浜松市中区佐藤1-43-1-608
Tel:090-9261-4840

新聞意見広告の訂正とお詫び

去る8月18日の朝日新聞及び毎日新聞朝刊(東京本社版)に、一刻も早い袴田巖さんの再審開始を求める意見広告を掲載し、読者の皆様にご理解とご支援をお願い致しましたが、意見広告紙面において、袴田巖さんの再審開始を決定した静岡地裁・村山浩昭裁判長のお名前に誤りがございました。ここに謹んで訂正とお詫びを申し上げます。
また、意見広告掲載当日から多くの読者の皆様から、賛同金や激励の言葉をいただきました。誠にありがとうございました。

平成29年8月28日

袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会
【構成団体:アムネスティ・インターナショナル日本、日本国民救援会、日本プロボクシング協会袴田巖支援委員会、袴田巖さんの再審を求める会、袴田巖さんを救援する静岡県民の会、袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会、浜松・袴田巖さんを救う市民の会、無実の死刑囚・袴田巖さんを救う会】
袴田事件弁護団

袴田事件がわかる会のお知らせ

袴田事件がわかる会

「袴田さん、がんばって」
浜松の街を歩く袴田巖さんに、多くの浜松市民からあたたかな応援の言葉がかけられています。また、「今どうなってるの?」とご心配の声も。
みなさんの声に「袴田事件がわかる会」がお応えします。
興味のある方、袴田さんを応援したい方、どうぞお気軽にお越しください。

袴田事件がわかる会

9月30日 1:30~3:30 アクトシティ研修交流センター 52研修交流室 
入 場 無 料
テーマ   <袴田事件とは> <裁判の現状> <巌さんの今>
ゲスト   袴田事件弁護団 元弁護士 田中薫氏      姉 袴田ひで子さん
定 員   先着50名  

主催:キッチンガーデン袴田クラブ   共催:浜松・袴田巖さんを救う市民の会

お申込みは、キッチンガーデンまでメールまたは電話でどうぞ。 
   Email: info@npokitchengarden.com   ☎ 053-542-3930

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2024.5.11集会をLIVE配信!

2024年5月11日の集会をLIVE配信いたします。
配信時刻になりましたら、下の画像をクリックしてご視聴ください。

東京高裁の再審開始決定が確定、静岡地裁での再審公判開始

無実の死刑囚、ギネス記録の獄中48年、歴史上類を見ない17,388日の拘禁

袴田巌さんを救う市民の会袴田巖さんは無実です。それどころか冤罪(※)の被害者です。濡れ衣を着せられ、死刑宣告を受けて拘禁され、30歳で逮捕されてから48年間の獄中生活を強いられました。1万7千388日の拘禁は、過酷であること歴史上その類を見ることがなく、ギネス記録になったほど。世界から注目を浴びている人権侵害であり日本の恥辱と言うほかありません。
袴田事件は、冤罪事件です。捜査機関(警察、検察)が袴田さんを拷問まがいの自白の強制、証拠の偽造、隠ぺいを武器に起訴、それを静岡地裁が認めて一審死刑判決。さらに東京高裁がそれを支持し最高裁も追認したのですから、国家による犯罪にほかならないのです。公務員特別暴行陵虐罪(※)、特別公務員職権濫用罪(※)、偽証罪(※)、逮捕監禁罪(※)、さらには殺人未遂罪(※)、加えて人道に対する罪(※)が相当すると考えられます。
警察官や検察官、裁判官の中には、袴田さんの無罪を心に秘めていた人もいたでしょうが、不作為の罪、未必の故意はなかったでしょうか。袴田さんの人生は暗転し地獄の苦しみに襲われること48年間。他に類のない重く過酷な刑罰を背負う死刑囚とされてきた冤罪被害者なのです。
袴田さんは、獄中から息子への手紙の中で言っています。
「お前のチャンは決して人を殺していないし、一番それをよく知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを」
袴田事件は、日本弁護士連合会が袴田事件弁護団を組織して支援する冤罪再審事件です。私たちは、一日も早く再審を開始し無罪の決定を裁判所に要求、国民の皆さんにも袴田さんへの支援を訴えております。

» 「用語解説(※印)」はこちら

» 「袴田事件」とは?

 

48年目にして再審開始決定、死刑と拘置の執行停止
検察の即時抗告、東京高裁は身柄の自由を維持するも、逆転の決定(再審開始を認めず)
最高裁は高裁決定を取り消し、高裁へと差し戻し

2023年3月13日、東京高裁、は開始を決定。検察は抗告を断念、静岡地裁での再審公判へと進んでいる

袴田巌さんを救う市民の会2014年3月27日、静岡地裁は再審開始決定を出すとともに、死刑の執行停止、拘置の執行停止を決定。ようやく正義が息を吹き返したかの如く、袴田さんはその日に釈放されました。
しかし、故郷に帰って姉の秀子さんと穏やかで自由な暮らしが始まったものの、肉体と精神に受けたダメージは深刻です。あまりにも長かった死刑囚としての獄中生活は毎日が想像を絶する拷問。釈放されてもうすぐ5年、受けた傷は徐々に回復してきているものの、簡単には治癒しません。今も身分は死刑囚のままで、受難の苦しみは変わらずに続いているのです。
静岡地検は再審開始決定を不服として東京高裁に即時抗告、

5年の審理を経て高裁は死刑と拘置の執行停止はそのままにするも、再審開始決定を棄却。法曹界はもとよりマスコミも世論も大方が再審開始決定が繰り返されると予測していたのですが、まさかの逆転となりました。有罪判決はねつ造された証拠で固められていることは明白であるにも拘らず、子供だましのような理由で再審を認めない裁判官とは何者なのか。裁判官の法衣を着た検察官。人権の砦はただの幻。高裁決定への国民的な怒りが翌日の朝刊紙面を沸かせたのでした。

当然ながら弁護団は最高裁へ特別抗告し、舞台は最高裁へと移りました。すでに「こがね味噌強盗殺人・放火事件」は迷宮入り、「袴田事件」も未解決のまま半世紀を超えるのです。そして、最高裁は2020年12月22日、高裁決定を取り消し、審理を東京高裁へと差し戻しました。画期的な決定で、舞台は再び東京高裁に移りました。東京高裁は2023年3月13日、静岡地裁の再審開始決定を支持。検察が上告を断念することによって再審開始決定が確定しました。そして今、舞台は静岡地裁に戻って再審公判が開始されるに至っています。

袴田巖さんは死刑囚の汚名を着せられたままの冤罪被害者。30才で逮捕勾留されて半世紀にもわたる獄中生活を強いられ、現在87才。無罪を求めても成らず、絶対的な孤独に襲われ、死刑執行という脅迫に苛まれ、精神に深刻な変調を来たしながらも悪魔と闘い続けてきました。私たちは巖さんとともにこの国の主権者として国家権力の暴走を止め、袴田さんの名誉を回復しなければなりません。正義が「袴田事件」に決着をつけるために。

見て、聞いて、読んでください

袴田巌さんを救う市民の会普通の生活を送っている人にとっては、不思議なことだらけではないでしょうか。

1) 警察や検察、捜査機関が、証拠をでっちあげたり、自白を強要したりするなんて、信じられません。市民の命や財産を守ってくれる警察がそんなことをするはずがないと思います。

2) また、取調官から押し付けられたにせよ、一たんは自白して罪を認めています。自白すれば死刑になることが分かっているのだから、「私がやりました」などと自白するはずがないでしょう。

3) 裁判官だって、最高の学歴に加えて司法試験という難関を通ってきた人たちだから、自白が信用できるかどうか判断できるし、有罪を証明する証拠だってあるのでは。

4) 無実の人に死刑宣告をしたり48年間も監獄に閉じ込めておくなんて、そんな酷いことがあるはずがない。遠い昔にはあったかもしれないけど、科学が発達していて民主主義の時代、この日本では起こりえないこと。

そのような疑問が聞こえてきます。このホームページでは、事実を突きとめるとともに、何故にそんなことが起こるのか、また許されてきたのか、明らかにします。普通ではありえないと思われる現実にショックを受けることでしょう。
目を見張り、耳を澄まし、想像力と論理的思考力をフルに発揮して事実と対面してください。
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